能美図書館の正面に程近い場所に、太平洋戦争に出兵してで亡くなられた人たちの墓地があります。
その一角に、「戦艦利根戦死者之墓」がひっそりたたずんでいます。
利根は、は主砲を艦首に集中配置することによって艦尾を空け、水上偵察機搭載能力を増した独特のシルエットを持つ1万トン級の重巡洋艦で日本海軍が建造した最後の重巡洋艦です。
レイテ沖海戦で損傷した艦体を修理した後、昭和20(1945)年2月に、海軍兵学校練習艦として江田島湾に回航され、能美町中町に投錨して艦体を木の枝で覆い偽装していました。
7月24日に米軍艦載機の波状攻撃を受け、7月28日の夕刻に沈没。乗員128名が亡くなりました。
攻撃で亡くなった人を供養するために建立されました。
墓石には、船のシルエットや碇のマークが。
もうすぐ、着貞から71年。静かなときを迎えていました。
筆者はまた、お参りに行きたいと思っています。
「戦艦利根戦死者之墓」は迫田口バス停から徒歩3分です。
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